えちゃ(@dualismhack)です。
出産して2週間、毎日母乳を前にギャン泣きされてきたけど2週間ほど頑張って母乳を飲めるようになった長女の話を共有します。
毎日=1日8回授乳なので、14日×8回=112回ほど赤ちゃんに母乳拒否され、ギャン泣きされ、それでもあきらめなかった新生児とママの話です。
目次
産院での赤ちゃんの状態
・逆子の予定帝王切開で予定日より2週間早く生まれました。
・産院は夜間のみ母子別室。
・ミルクと母乳の混合の産院。
・帝王切開が終わって24時間後に初めて赤ちゃんと対面しました。もちろん、カンガルーケアみたいなのもなし。
・術後2日間は、ナースステーションで赤ちゃんはミルクを飲んでいました。
⇒入院中は、生後1週間ほぼミルクだけで、母乳は口に咥えさせますが、搾乳したものを与えていました。
退院後の赤ちゃんの状態
毎回、授乳のたびにあきらめずに「母乳トレーニング」、つまり咥えさせるのですが、ギャン泣きで拒否。
私はなんでどうして?と毎日、泣いてました。
母乳飲めるようになるまで実践したこと
1、桶谷式母乳相談室へ行った
母乳を飲んでもらいたい一心で、新生児の娘を連れて、「桶谷式母乳相談室」へ。そこで教えてもらったのは、 詳しい咥えさせ方。赤ちゃんの口の鍛え方。
「まだ赤ちゃんの口が小さいから、吸える口の大きさじゃないし体力もないかも。」
口の大きさが足りていないということで、「ちょっと理系な育児」というサイトを熟読。「ラッチオン」ができていないかもということに気づきました。本当にこのサイトは読んで!
桶谷式ではなくても、自治体が母乳相談をしているところもあると思います。私の住んでいる地区は、たしか区役所経由で紹介してもらった助産師さんであれば補助金が出ましたので、調べてみてください。
2、哺乳瓶を「母乳相談室」へ変更
ミルクをあげてるピジョンの哺乳瓶の乳首が柔らかすぎるから、赤ちゃんの口を母乳を吸える口に鍛えるために「母乳相談室」という哺乳瓶の乳首だけを購入しました。すでに持っていたピジョンの哺乳瓶の乳首と差し替えました。
3、分泌促進のため3時間おきの母乳→ミルク→ 搾乳 !
「母乳が枯れないように、搾乳しましょう。」ということで、3時間おきの授乳の時間になったらまず、
①赤ちゃんにおっぱい咥えさせる。⇒ぎゃん泣き、飲まない。
②搾乳した母乳とミルクを哺乳瓶で与える。※母乳を与えて母乳の味に慣れさせる 上の哺乳瓶なので口が鍛えられる。
③おっぱいに残った母乳を搾乳して保存。⇒母乳の分泌促進。
大変なので哺乳瓶を洗うなどの作業を夫にやってもらいましょう。哺乳瓶だけでなく搾乳器の洗浄消毒も必要。搾乳した母乳の保存なども追加されて、3時間おきの作業がけっこう苦痛でした。でも母乳を飲んでほしい一心で繰り返しました。
搾乳は自動の電動搾乳が良いです。
最初は手動で搾乳していたのですが、私は義実家での里帰り出産だったので、その私の姿を義父に見られそうになったりしました。けっこう恥ずかしいし、大変。お金で少しでもストレスが軽減されると思います。
4、哺乳瓶をはずして母乳にすり替え咥えさせる
ミルクの哺乳瓶は上手く飲めてる様子ならば、その口のまま乳首をすり替えて、本物を口に持っていく。
そうすると、うまいこと赤ちゃん騙されてラッチオンしないかなぁ?という淡い期待で、ときどきすり替えをしていました。
新生児は目が見えてないですからね。
なかなかうまくいかないのですが、気長にやってみよう。桶谷式で出会ったママは、これで飲めるようになったと言っていました。
5、忘れもしない生後14日目。初めてのラッチオン
出産予定日と同じ11月28日。娘が初めておっぱいにラッチオンできました!
今までの吸い方とは、まったく違いしっかり吸い付いてました。密閉されていて、舌でしっかりと吸着している感覚です。
私は毎日ギャン泣きされていたので、初めてラッチオンされたときは、泣きました。
「これこれ!そうそう!偉いね!」ととっさに赤ちゃんを褒めて、覚えてもらいました。きっと赤ちゃんも頑張った14日間だったんだろうなって。
まとめ
・母乳拒否の原因は何か正しくしることが大事。
・母乳の分泌を確認するためにも、母乳外来か、母乳相談室か、自治体の母乳相談を利用するなどして、赤ちゃんと一緒にあらためて見てもらう。
・私の娘の場合は、原因が赤ちゃんの体力の無さ。口の小ささだった。
・固めの乳首の哺乳瓶「母乳相談室」で赤ちゃんの口を鍛える。
・ミルクの飲み方が上手であれば、乳首とすり替えるなどして何とか吸わせる。
・しんどい搾乳は、全自動に頼る。
・ラッチオンできたら、赤ちゃんを褒める!これだよ~!がんばったね~!
・そして、根気よく諦めないことです!母乳育児が軌道に乗るのは、2~3か月かかるといいます。帝王切開だったり、NICUなどに赤ちゃんが入っていてミルクばっかりだった方もたくさんいると思う。みんなと同じでなくていいのです。ゆっくりでいいのです。
※あくまで個人の体験なので、医療機関・主治医・助産師さんなど相談して判断してくださいね。
